「MSI Optix MPG341CQR」とモニターアームで広大な作業領域を手に入れよう

2023年7月17日 23:21

「MSI Optix MPG341CQR」で作業が恐ろしく快適になった

この記事のポイント
  • ウルトラワイドは机が広がる感覚!
  • デザイン系で使用しないならば湾曲モニタは正義!
  • 144Hzでゲーム画面もマウスカーソルもすごい見やすい
  • 仕事もゲームもウルトラワイドで快適に

在宅勤務をさらに快適にするため、ウルトラワイドモニター「MSI Optix MPG341CQR」を購入しました。

これまでは「MSI Optix MPG27CQ」(27インチ/解像度:2560×1440)を使用しており、縦方向も横方向もそれなりに広くて満足していましたが、このモニタに交換してから、恐ろしいほど作業が快適になりました。

この快適具合を、この記事で披露したいと思います!

どうして快適になったのか?

仮想環境を使用するようになり、ローカルと仮想環境で画面内を見比べながら作業することが多くなりました。

並べて表示すると、通常のワイドモニタでは横方向の手狭さがどうしても気になっており、横方向に幅が広ければもっと使いやすいのに・・・、といつも思っていました。

モニタ交換後は、以下の画像のような広さ(サンプル画像は縮小しています)になりました。

ブラウザ、エクセル、その他のウィンドウを開いても、内容は十分に確認できる解像度であり、資料を広げて別の作業を行うには、むしろ適切な広さだと思います。

いちいちウィンドウを切り替えて、とか紙の資料を手元に用意して、など、手間がかかる要素を画面一つに収めることができます。

こうした理由から、日々の作業が非常にやりやすくなりました。

使ってないけど便利そうな機能がある

このモニターには「今どき」という機能がいくつかついています。

気づいた範囲で紹介していきます。

使っている機能

左側面にあるUSBポート、およびオーディオジャックのうち、USBポートは常に使用しています。

モニタ本体の電源を切るとUSBハブ機能も切れてしまうので、画面表示中に使用する機器を接続するようにします。

現在はマウスのレシーバー、ウェブカメラを接続しています。

使っていない機能

画面中央の下部、フレーム部分にカメラが埋め込まれています。

かなりきれいに映してくれますが、別途ウェブカメラを持っているので、この機能は使用していません。

マウスバンジーが標準添付されています。

画面下部の左右どちらかを選択して取り付けが可能です。

有線接続のマウスを使用しているならば、ものすごく便利そうです。

私は全部無線なので、この機能は使用していません。

カメラ取付台が標準添付されています。

デジカメやビデオカメラを取り付けて、画面上部に引っかけて使用します。

これらのカメラの動画撮影機能を使う場合は便利かと思われます。

そして一番最初に切ってしまった機能、本体下部のLED点灯機能です。

MSIの製品ページで「Steelserie GameSense」をダウンロードすると、ゲームに連動して点灯させたり、オリジナルの点灯設定を作ることができます。

ノートPCのバッテリー容量をインジケーター式に表示してくれたら結構使えるかも?

モニタを設置しよう!

早速モニターアームを取り付けて、設置をしていきます。

設置直前までは緩衝材から取り出さない手順が正しい

設置の前に、手順を確認しておきます。

添付の説明書にも記載がありますが、標準の土台やモニターアームを取り付けるときは、緩衝材にモニターを置いたまま作業します。

取り付け後に、モニターを持ち上げて緩衝材と分離させます。

モニターアーム併用時はスペーサーでの調整は必須

この製品には、画像のようなスペーサーが標準添付されていますが、標準の土台を使う場合は使用しません。

このスペーサーは、VESA規格に対応したモニターアームを取り付ける場合に使用します。

モニター側にスペーサーを取り付けモニターアームをセット、その上からネジで締めこみます。

以前使用していたスペーサーを流用

最初はスペーサーなしでも取り付け可能かな?と思いました。

画像の通り、モニターアームの取付板が、モニターのくぼみにぴったり嵌ります。

しかし標準添付のねじでは長さが足りず、モニターの内側に切ってあるネジ穴までネジが届きませ。

かと言って、これまで使用していた長めのねじでは長さが余ってしまう状態でした。

画像ではわかりにくいですが、試しに取り付けたネジ、実は奥まで締め込みができませんでした。

このことから、モニターアーム使用時は必ずスペーサーを取り付ける必要があります。

これまでの実績で、標準添付のものを使用しなくても問題ないことがわかっています。

プラスチックのスペーサーと長めのねじ、念のためでワッシャーも挟み込んで取り付けます。

この記事ではホームセンター(島忠ホームズ)で購入したスペーサーを使用していますが、通常は標準添付のスペーサーを使用します。取り付け結果は上の画像のようになります。

本設置とケーブル配線

ケーブル配線

机に取り付けたモニターアームの土台に、モニターアームを取り付けたモニタ本体を取り付けます。

背面側の配線はケーブル収納スリーブという、ケーブルまとめグッズを使いました。

ケーブルは、100cm幅のデスク、モニターアーム支柱左側設置、PC右側設置のため、3mのHDMIケーブル、モニターからUSBハブへ接続する3mのUSBケーブルを別途用意しました。

上で紹介したHDMIケーブルは18Gbpsの帯域幅を持っているので、グラフィックスボード側がHDMI2.0b対応、3440×1440の解像度で100Hzのリフレッシュレートが確保できます(おおよその計算値ですが、あっていると思います)。

もう1本、ノートPC接続用に帯域幅が狭い(=安い)ケーブルも用意しました。

最後に、USBハブからモニターへのUSB接続ケーブルです。

モニタに標準添付されているケーブルでは長さが足りないので、こちらも3mのケーブルを用意しました。

設置後のイメージ

100cm幅のデスクにおいては、ギリギリ使用できる大きさでした。

モニターアームの支柱を左側に設置していますが、不安な場合は支柱を背後に設置しても大丈夫です。

支柱をモニター背後に設置
支柱をモニター左に設置

最初の画像は支柱をモニターの後ろに設置した場合、後の画像はモニターアームを左側に設置した場合です。

100cm幅のデスクでは、モニターの後ろに支柱を設置する方が位置の調整がしやすいです。左側(または右側)設置の場合は、モニタ端から机の端までの幅が最小5cm程度になります。

100cm幅のデスク、支柱左側設置、フルサイズキーボードを使用する場合、右側のマウス操作スペースが狭くなりますので、100cm幅のデスクで使用する場合は考慮が必要です。

現在は支柱を左側に設置しているので、モニター下に空間があります。将来はここにスピーカーでも置けたら、と思います。

机のサイズは選ぶけど設置できたら大満足の使用感

画像で見ると小さく見えますが、実際に設置するとその大きさを実感できます。

大きい画面に資料並べたり、ブラウザを複数並べたり、作業が非常に効率化できたので、非常に満足です。

ゲームも、視界に入る画面の範囲が広く、湾曲していることも手伝って、非常に没入感があります。むしろ、なぜ今までウルトラワイドモニターを使ってこなかったんだろう、という疑問さえ湧いてきます。

今のデスクでは、さすがにこれ以上大きなモニタにはできないので、長い間お世話になります。

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