TpF2をプレイ(9)バス路線の効率化で利益の落ち込みを防ぐ
旅客列車の運用開始と同時に設定する「バス」ですが、駅から街の中を巡ってまた駅に戻る、そんな路線を設定していませんか?
私は好んでそんな路線を設定していますが、利益率を下げてしまうことに最近気づきました。
そこで今回は、利益率がなるべく下げない「効率的なバス路線」の設定をしてみます。
バス路線整備で利益率を上げた
バス停を眺めていると、一部のバス停だけが妙に混んでいることがあります。
大抵の場合は「駅前と街の中に入って1つ目のバス停」で激しく混雑しますが、この区間だけを走るバス路線を設定し、混雑区間に多数の車両配置したおかげで、バスの利益率が向上しました。
数値を具体的に出したいのですが、グラフを見ても刻々と変化する値からどこをかいつまんで紹介していいか悩んだため、「資金のたまり方が速くなった」という感想だけ書くにとどめます。
一言いうなら、本当に「明らかに早くお金がたまる」状態を作り出せました。
駅と町の中を一筆書きで循環させるバスは効率が悪い
バス路線の設定について、私はたいてい「駅から街の中を1周してまた駅に戻る」一筆書きなバス路線を設定しています。
この設定、最初の1区間だけ混雑し、残りの区間がガラガラになります。混んでる1区間を賄うためにバスを増便するとガラガラ区間を大量のバスが走ることになり、経費ばかりかさみます。
具体的には、以下のような路線設定です。
駅から赤色の線で循環、また駅に戻る路線です。
混雑しているバス停は画像の丸印の個所で、それ以外の区間はあまり乗ってくれません。経費ばかりかかり利益が少ない、非常に効率の悪い設定です。
どうしたら利益率を上げることができるか、次の項目でその対策をしてみました。
バス路線は「ハブアンドスポーク」式が効率的
できる限り効率よく運行するため、いわゆる「ハブアンドスポーク」方式を採用しました。
ハブアンドスポークを詳しく解説しているサイトがありましたので、詳しくは以下のページを見てみてください。
大和物流株式会社「ハブアンドスポーク方式」
https://www.daiwabutsuryu.co.jp/useful/words/hub-and-spoke
上記のウェブサイトで紹介されている例を参考に、以下のような路線設定をしてみました。
一番混雑する赤色の区間、そこから街の中を回って人を乗り降りさせる循環路線の組み合わせです。
赤色の区間は10台、ピンク色の循環路線は4台で運用しています。つまり、人が多い区間にはそれを運びきるだけの台数を、人が少ない区間はそれに見合う台数を、それぞれ設定しています。
ハブアンドスポーク方式のいいところは、街の規模が大きくなったら拠点から街が広がったところまで路線を設定すればいい、というところです。
別の街では、以下のような路線を設定しています。
赤色区間が最混雑区間です。最混雑区間から分散させる形で、それ以外の地区を拠点に接続しています。
緑色の丸印とピンク色の丸印の需要はどうするんだ?と思いますが、今は移動人数が多くないので2回乗り換えで我慢してもらいます。
もっと街が大きくなったとき、拠点や別のバス停に人が妙な滞留の仕方をするはずなので、そのときに路線の追加や再編をしていきます。
このやり方で、少し様子を見てみます。
利益率も高くなりバス路線展開の指標になったかも
最初にも書きましたが、どれだけ利益率が良くなったか、どの数字を出せばいいかわからないので「よくなった」という感想だけ書きます。
バスの利益も経費も小さいですが、利益を上げて経費を下げれば当然資金は目に見えてたまりやすくなりました。
また、これまではバス路線を駅からやみくもに設定していましたが、ハブアンドスポーク方式を採用することで簡単に街の中のカバー領域を広げられることもわかりました。
バス路線については、今後この方式を積極的に採用して効率的なプレイをしていきたいと思います。