ハイレゾ音楽でもゲームでも音を楽しめる!LEDが光るゲーマー向けサウンドカード「Sound BlasterX AE-5」
普段使いもゲームもハイレゾ対応は伊達じゃなかった
これまで使用していた「ONKYO SE-150PCI」がWindows7やWindows10に正式に対応しておらず、新しいWindowsに対応しているサウンドカードを探していたところ「Sound BlasterX AE-5」に出会いました。
ゲームだけでなく、普段使いでも高音質ぶりを発揮し、音の環境ががらりと変わりました。
サウンドカードの老舗メーカー、クリエイティブメディアの「Sound BlasterX AE-5」はなかなかいい選択だったと思います。
「Sound BlasterX AE-5」は見た目もかっこいい!(開封と内容確認)
外付けでもいいので、光出力ができるUSB-DACを検討していましたが、「Sound BlasterX AE-5」が出ることを知り、新しいものに飛びつくことにしました。
2017年7月29日にツクモDOS/Vパソコン館にて購入、価格は15,800円(税別)でした。
Sound BlasterX AE-5 の本体
本体は黒を基調に赤のロゴがアクセントになっています。
側面と裏面のロゴは点灯させることができます。LEDを点灯せずに使うこともできます。
外部接続のDAC用に光出力のポートもありますが、このサウンドカードの場合はオーディオジャックに直接スピーカーやヘッドホンを接続したほうが音がいいと感じました。
オーディオジャックはラインIN、ヘッドホン、サラウンドスピーカー用出力など、一通りそろっています。
Sound BlasterX AE-5 の付属品
取扱説明書や保証書が添付されています。取扱説明書はウェブサイトからダウンロードすることもできます。
ところで、右上のはなんでしょう?
ステッカーでもないしマウスパッドでもないし、よくわかりません。
LEDテープは両面テープなどでケース内に貼り付けて使用します。
このLEDテープはサウンドカード本体にテープを接続して使います。本体のロゴとともに、専用ソフトで光り方や色を調整できます。
Sound BlasterX AE-5 のLEDを点灯させよう
画像で使用しているPCケースは「Corsair Carbide 275R」です。
Sound Blaster AE-5をPCIeバスに取り付けます(取付時の写真を撮り忘れました)。幅が狭いタイプなので、基本的にはどのレーンにも取り付け可能です。
本体ロゴなどのLEDを点灯させるために電源からケーブルを接続します。この電源ケーブル、音だけ出ればいいと言う人は接続不要です。
せっかくですから、LEDを点灯させて使用しましょう。ウェブサイトから「Sound Blaster Connect」をダウンロードしてインストールします。このツールで音の環境やLEDの色、パターンを設定できます。
「Sound Blaster Connect」で音の設定ができますが、ヘッドホン接続のときはエフェクトが効いてくれません。ヘッドホン接続のときは、起動したプレイヤーなどのイコライザーで調整します。
Sound BlasterX AE-5 でハイレゾサウンドを体感しよう
※試聴した曲はすべてCDをハイレゾ対応でリッピングしたファイルです。
実際に聴くとどんな感想を持つのか、感じたことを書いてみます。あくまで個人の感想なので、参考程度に読んでください。
音を試聴した環境
<2018.9.10時点での環境>
ヘッドホンはオーディオテクニカの「ATH-M40x」を使用しました。
音楽プレイヤーはソニーの「Music Center for PC」を使用しました。
https://musiccenter.sony.net/ja/
比較対象がないと感想が書きづらいので、マザーボード(GIGABYTE「X470 AORUS GAMING 5 WIFI」)にオンボードされているサウンドと比較します。
X470 AORUS GAMING 5 WIFI
https://www.gigabyte.com/jp/Motherboard/X470-AORUS-GAMING-5-WIFI-rev-10#kf
このマザーボードに搭載されているオーディオチップもコンデンサもなかなかのものらしいです。
オンボードサウンドと Sound BlasterX AE-5 を聴き比べた
まずはマザーボードのオンボードサウンドから。
・・・・・・。
最近のオンボードサウンドはすごい!
本当にすごい!
いつそんなに進化したんだよ!
きちんと音が左右にセパレートされており、それぞれの音がくっきりはっきり聴こえます。
ランクの低いオンボード用チップはどこかぼやけた感じの音で「所詮オンボード」でしたが、そんな考えは吹っ飛びました。
次に「Sound BlasterX AE-5」にヘッドホンを接続して同じ曲を聴いてみます。
・・・・え?
やばくね?すごくね?
一言で書くとこんな感じです。
左右にセパレートされた音がさらに前後に分かれて聴こえます。本当に奥行きを感じます。くっきりはっきりの感じが本当にクリアです。低音域、中音域、高音域をきれいに出してきている印象です。
スマホなんかより正直に、クリアに音を出している印象です。
「Sound BlasterX AE-5」が上を行き過ぎている、そんな印象でした。
ボーカルの音、楽器の音、音の奥行、PCパーツがここまで表現するのかと、ただただ驚くばかりです。
ゲームでは前後左右の音の位置が勝負を分ける?
ちょっと話は変わりまして。
2017年11月の終わりごろから「Need for Speed Payback」を購入してプレイしています。このサウンドカードを使用して気づいたことがありました。
プレイしているとき、後ろからくる他車がどの位置にいるか、音でわかります。後ろのどの辺にいるかがわかるので、簡単に相手をブロックできます。
ゲームで使う認識はなかったのですが、意図せず奥行きがあることの恩恵にあずかることができました。ゲーマーをターゲットにするなら「奥行き」はけっこう大事かと思います。
マザーボードのオンボードサウンドも非常に音を楽しませてもらえますが、サウンドカードでさらに音を楽しんでみてはいかがでしょうか。