ハイレゾ音楽でもゲームでも音を楽しめる!LEDが光るゲーマー向けサウンドカード「Sound BlasterX AE-5」

2022年1月3日 15:36

普段使いもゲームもハイレゾ対応は伊達じゃなかった

これまで使用していた「ONKYO SE-150PCI」がWindows7やWindows10に正式に対応しておらず、新しいWindowsに対応しているサウンドカードを探していたところ「Sound BlasterX AE-5」に出会いました。

ゲームだけでなく、普段使いでも高音質ぶりを発揮し、音の環境ががらりと変わりました。

サウンドカードの老舗メーカー、クリエイティブメディアの「Sound BlasterX AE-5」はなかなかいい選択だったと思います。

「Sound BlasterX AE-5」は見た目もかっこいい!(開封と内容確認)

外付けでもいいので、光出力ができるUSB-DACを検討していましたが、「Sound BlasterX AE-5」が出ることを知り、新しいものに飛びつくことにしました。

2017年7月29日にツクモDOS/Vパソコン館にて購入、価格は15,800円(税別)でした。

Sound BlasterX AE-5 の本体

本体は黒を基調に赤のロゴがアクセントになっています。

側面と裏面のロゴは点灯させることができます。LEDを点灯せずに使うこともできます。

外部接続のDAC用に光出力のポートもありますが、このサウンドカードの場合はオーディオジャックに直接スピーカーやヘッドホンを接続したほうが音がいいと感じました。

オーディオジャックはラインIN、ヘッドホン、サラウンドスピーカー用出力など、一通りそろっています。

Sound BlasterX AE-5 の付属品

取扱説明書や保証書が添付されています。取扱説明書はウェブサイトからダウンロードすることもできます。
ところで、右上のはなんでしょう?
ステッカーでもないしマウスパッドでもないし、よくわかりません。

LEDテープは両面テープなどでケース内に貼り付けて使用します。

このLEDテープはサウンドカード本体にテープを接続して使います。本体のロゴとともに、専用ソフトで光り方や色を調整できます。

Sound BlasterX AE-5 のLEDを点灯させよう

画像で使用しているPCケースは「Corsair Carbide 275R」です。

Sound Blaster AE-5をPCIeバスに取り付けます(取付時の写真を撮り忘れました)。幅が狭いタイプなので、基本的にはどのレーンにも取り付け可能です。

本体ロゴなどのLEDを点灯させるために電源からケーブルを接続します。この電源ケーブル、音だけ出ればいいと言う人は接続不要です。
せっかくですから、LEDを点灯させて使用しましょう。ウェブサイトから「Sound Blaster Connect」をダウンロードしてインストールします。このツールで音の環境やLEDの色、パターンを設定できます。

「Sound Blaster Connect」で音の設定ができますが、ヘッドホン接続のときはエフェクトが効いてくれません。ヘッドホン接続のときは、起動したプレイヤーなどのイコライザーで調整します。

Sound BlasterX AE-5 でハイレゾサウンドを体感しよう

※試聴した曲はすべてCDをハイレゾ対応でリッピングしたファイルです。
実際に聴くとどんな感想を持つのか、感じたことを書いてみます。あくまで個人の感想なので、参考程度に読んでください。

音を試聴した環境

<2018.9.10時点での環境>
ヘッドホンはオーディオテクニカの「ATH-M40x」を使用しました。

音楽プレイヤーはソニーの「Music Center for PC」を使用しました。
https://musiccenter.sony.net/ja/

比較対象がないと感想が書きづらいので、マザーボード(GIGABYTE「X470 AORUS GAMING 5 WIFI」)にオンボードされているサウンドと比較します。

X470 AORUS GAMING 5 WIFI
https://www.gigabyte.com/jp/Motherboard/X470-AORUS-GAMING-5-WIFI-rev-10#kf

このマザーボードに搭載されているオーディオチップもコンデンサもなかなかのものらしいです。

オンボードサウンドと Sound BlasterX AE-5 を聴き比べた

まずはマザーボードのオンボードサウンドから。

・・・・・・。

最近のオンボードサウンドはすごい!

本当にすごい!
いつそんなに進化したんだよ!

きちんと音が左右にセパレートされており、それぞれの音がくっきりはっきり聴こえます。

ランクの低いオンボード用チップはどこかぼやけた感じの音で「所詮オンボード」でしたが、そんな考えは吹っ飛びました。

次に「Sound BlasterX AE-5」にヘッドホンを接続して同じ曲を聴いてみます。



・・・・え?

やばくね?すごくね?

一言で書くとこんな感じです。

左右にセパレートされた音がさらに前後に分かれて聴こえます。本当に奥行きを感じます。くっきりはっきりの感じが本当にクリアです。低音域、中音域、高音域をきれいに出してきている印象です。

スマホなんかより正直に、クリアに音を出している印象です。

「Sound BlasterX AE-5」が上を行き過ぎている、そんな印象でした。
ボーカルの音、楽器の音、音の奥行、PCパーツがここまで表現するのかと、ただただ驚くばかりです。

ゲームでは前後左右の音の位置が勝負を分ける?

ちょっと話は変わりまして。

2017年11月の終わりごろから「Need for Speed Payback」を購入してプレイしています。このサウンドカードを使用して気づいたことがありました。

プレイしているとき、後ろからくる他車がどの位置にいるか、音でわかります。後ろのどの辺にいるかがわかるので、簡単に相手をブロックできます。

ゲームで使う認識はなかったのですが、意図せず奥行きがあることの恩恵にあずかることができました。ゲーマーをターゲットにするなら「奥行き」はけっこう大事かと思います。

マザーボードのオンボードサウンドも非常に音を楽しませてもらえますが、サウンドカードでさらに音を楽しんでみてはいかがでしょうか。