静音でオンボードメモリ搭載!Razer Pro Click Miniで仕事効率をアップさせる方法
Razer社製マウス「Pro Click Mini」を購入し、マウスに搭載されたオンボードメモリを活用して仕事で使っています。
このマウスの特徴やメリット、オンボードメモリを活用したおすすめの設定方法を紹介します。
ゲーミング機能を活用して作業を効率化できるマウス
職場用のマウスとしてBasilisk X HyperSpeed(メーカーへのリンク)を使用していますが、これを入れ替える形で(半ば一目ぼれ的に)購入しました。
購入価格 10,800円(税込)
購入店舗 ビックカメラ 池袋カメラ・パソコン館
購入日 2022年5月29日
※2023年3月1日時点では12,980円です
マウスはビジネス向けのデザインです。
白色の本体は高級感があり、グリップ部分のグレー、そしてブランドロゴはいいアクセントです。
ロゴはゲーミングデバイス向けのスネークロゴではなく、アルファベットをデザイン化したオシャレなロゴです。
最大の特徴は「ビジネス向けモデルなのにオンボードメモリを搭載している」ことです。
ゲーミング要素満載のビジネス向けマウス
マウスの外観
マウス本体の外観です。
大きさがわからないので、電池や手との対比も撮ってみました。
かぶせて持つよりもつまみ持ちの方が操作しやすい、そんな大きさです。
このマウスのボタンは静音タイプなので、耳障りなカチカチ音から解放されます。
マウスのスペック
マウスのスペックをまとめました。
プロファイル記憶用メモリ(以下「オンボードメモリ」)以外は、メーカーサイトの公称値です。
技術要件 | 機能・搭載内容 |
---|---|
サイズ | 100.2×62.7×34.1(mm) |
重さ | 88g(電池1本搭載時) 111g(電池2本搭載時) |
ボタン数 | 5(プログラム割り当ては7カ所可能) |
接続方式 | 2.4GHzワイヤレス(1台とペアリング可能) Bluetooth(4台までペアリング可能) |
バッテリー種類 | 単三電池(アルカリ乾電池1本または2本) |
バッテリー持ち時間 | アルカリ乾電池2本 8時間使用 2.4GHzワイヤレス⇒約72日/Bluetooth⇒約101日 |
オンボードメモリ | あり(割り当てた機能を別のPCで使用可能) |
Razer Synapseで設定したボタン割り当ては、1パターンのみオンボードメモリに記憶できます。
Razer Synapseの設定については、以下の記事をご覧ください。
Pro Click Miniにはプロファイル保存用のオンボードメモリが搭載されているので、自宅のPCでRazer Synapseを設定、会社支給のPCにはBluetooth接続してオンボードメモリに登録した機能を使う、というセキュリティ問題に配慮した使い方が可能です。
Razer Synapseで仕事効率をアップさせる方法
Razer Synapseとは、Razer社製のデバイスを管理するソフトウェアです。このソフトウェアを使うと、以下のようなことができます。
- マウスのDPIやポーリングレートなどの基本設定を変更できる
- マウスの各ボタンにキー割り当てやマクロなどの機能を設定できる
- マウスのライティングや電源管理などのオプションを設定できる
設定方法の詳細は以下の記事からどうぞ。
私が使うときの環境
Razer Pro Click Miniの私の使い方は、まず自宅のプライベート用PCを使いRazer Synapseでキー割り当てなどを設定します。この設定は、マウスに付属するドングルを使ってUSBポートを介して行います。
会社支給のPCで使うときは、Bluetooth接続して使用します。
私のプライベート用ノートPCで試したところ、ドングルをUSBポートに挿した瞬間に何かをインストールし始めるので、社給PCではBluetooth接続に限定しています。
なお、Bluetooth接続の方が電池持ちがいいです。
職場で使えるオススメのボタン割り当て設定
マウスは右手で使う前提のため、キーボードの右側に配置されたボタンを中心に、それ以外はよく使うショートカットを設定しました。
右手をなるべくマウスから離さないという前提で設定しています。
通常モードのボタン割り当て設定
Hypershiftを使わない、通常モードの設定です。
- サイドボタンの奥側ボタンは「Ctrl+1」キー(Excelの書式の設定を表示)を割り当てる
- サイドボタンの手前側ボタンは「Hypershift」(後述)を割り当てる
- 上記以外は変更しない
この設定を行うと、Hypershiftモードへの切り替えが簡単に、違和感なく行えます。
Hypershift動作時のボタン割り当て設定
Hypershift動作時の設定です。
- 左クリックは「Backspace」キーを割り当てる
- 右クリックは「Delete」キーを割り当てる
- サイドボタンの奥側ボタンは「Alt+←」キー(戻るのショートカット)を割り当てる
- ホイールの上下回転は、それぞれ「↑」「↓」キーに割り当てる
- ホイールの左右傾倒は、それぞれ「←」「→」キーに割り当てる
Hypershift側の動作に上記の設定をすると、以下のような効果がありました。
- キーボード右側にある「Backspace」「Delete」キーを押すために、マウスから手を離さなくなった
- ホイール操作が矢印キー1回ずつ押下と同等になるため、直感的に操作ができるようになった
- マウスから手を放す時間が短くなったので、作業時間が短縮された
Razer Synapseでマウスの設定をカスタマイズすることで、仕事効率をアップさせることができました。
これらの設定を参考に、作業内容や好みに合わせて設定を変更してみてください。
その他の設定
電池持ちをよくするため、ポーリングレートの設定を変更しています。
標準は「500」になっていますが、仕事用なのでマウスカーソルの動きが滑らかである必要がありません。
したがって設定は「125」にして、更新間隔を長くすることで電池持ちをよくしています。
感度は人によって好みがあると思いますが、私は「1600」を選択して使っています。
ゲーミング機能をそのままに職場でも使えるデザインと性能
Razer Pro Click Miniは、ゲーミング機能をそのままに職場でも使えるデザインと性能を持ったマウスです。このマウスは、以下のようなメリットがあります。
- 静音タイプで、周囲に迷惑をかけない
- ワイヤレスで、ケーブルの煩わしさや故障のリスクを減らす
- オンボードメモリで、別のPCで使うときにも設定を引き継げる(社給PCにソフトインストール不要)
- デザインがシンプルで、仕事場でも違和感なく使える
- Razer Synapseで、マウスの設定をカスタマイズできる
このように、Razer Pro Click Miniは、仕事で使えるゲーミングマウスとして、非常に優れています。
私は、このマウスを使って仕事が捗るようになりました。
読者の方も、仕事で使えるゲーミングマウスをお探しでしたら、ぜひこのマウスを試してみてください。きっと、仕事の効率や快適さが向上すると思います。
Razer Synapse設定方法は以下の記事をご覧ください。