Transport Fever 2 CPU交換して高速化!

Transport Fever 2自作PC
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最近、Transport Fever 2(以降:TpF2)をプレイしている最中に動作が重い、カクツキが多いと感じるようになりました。

今回はCPUをAMD Ryzen 5 7600XからAMD Ryzen 7 9800X3Dに交換し、効果が実感できました。ゲームの動作はスムーズに、フレームレート(以降:FPS)も全体的に向上しました。

ゲームの快適さがどの程度改善されたのか、検証結果をご紹介します。

この記事はYouTube、ニコニコ動画への投稿動画と連動しますので、動画もぜひご覧ください。

この記事で紹介するようなパーツ交換、MODの導入は自己責任でお願いします(こちらでは何も責任が取れません)。

動画紹介

CPU交換による比較検証記事や動画がなかなか見当たらないこともあり、後述するきっかけも相まって、動画作成することにしました。

動画作成の経緯

今回初めて「ゆっくり動画」を作りました。

ゆっくりムービーメーカーを使ってみたかったこと、これまでやってこなかった「ゆっくり動画」の作成をしてみたかったこと、CPU買うときににショップのスタッフの方から「せっかくなので性能比較をする動画を作ってみては?」と進言されたことなどなど、適当な理由です。

今回はキャラ付きでしゃべってもらいました。今後も動画を作るとき、同じような形式をとるのか、はたまたキャラなしにするのか、ここは少し検討中です。手間暇かかりますしね。

なお、動画からこの記事へのリンクが収益化と判断されると困るので、念のためAquesTalk1 Win 2.0のライセンスを買いました。これでこの音声を使った動画は作り放題です。

CPU交換前後の動作比較

記事を書いた時点でのPCスペック

この記事を書いた時点でのPCスペックです。

パーツ型番・モデル名備考
CPUAMD Ryzen 7 9800X3Dメーカー アマゾン 楽天 Yahoo!
※メーカーサイト以外のリンクはアフィリエイト
マザーボードASRock B650I Lightning WiFiBIOSは2025年7月時点で最新の3.30を使用
メモリTrident Z5 Neo RGB DDR5-6000 32GB
グラフィックカードRADEON RX 7900 XT 20G(リファレンスモデル)
CPUクーラーDeepCool AK500 ZERO DARK
電源Corsair RM850(2021モデル)
SSD1Western Digital WDS500G3X0C
SSD2Western Digital WDS100T3X0E
ケースZALMAN P10

交換前後の動作を数値化して比較

Ryzen 7 9800X3Dは大容量のキャッシュメモリが搭載されたCPUですが、このキャッシュメモリの増加により、TpF2の動作に改善が見られました。

  • カクツキの減少
    都市が発展しても動作がよりスムーズに。
  • フレームレートの向上
    以前よりも滑らかに画面が描画されるように。
  • MODとの相性
    MODを導入した状態でも、交換前後で動作に大きな差はなし。

操作中の感覚は上に書いた通りですが、これを数値からグラフ化してみました。

なお、TpF2そのものにFPSを計測する機能はありません。そこでSteamの設定でFPSを表示する機能があったので、動画を取得後、5秒間隔で手動で転記しました。

CPU交換前後のフレームレート推移 全体的にRyzen 7 9800X3DのFPSが高い

列車の前面展望を録画しながら計測しました。

Ryzen 7 9800X3Dは110秒付近、Ryzen 5 7600Xは150秒付近で、大きな街が見えてきました。このタイミングでFPSが落ち込み、動作もカクつきます。

Ryzen 7 9800X3DはFPSこそ戻りませんが、数値では見えないカクツキからは早々と解放されました。ストレスを感じるような動作にはなりませんでした。

対するRyzen 5 7600Xはカクツキが長く続き、ゲームプレイにややストレスを感じました。

マップ内の発展は計算量が増大するので、CPUのキャッシュメモリが多いと動作がスムーズになることがわかりました。

数値以外の体感は変化したか

前項でも書きましたが、Ryzen 7 9800X3Dはフレームレートが落ち込んでもカクツキが少ない、カクついても復帰までが速いと感じました。

体感に直結しており、CPU交換前は操作するときにあったもたつきが、CPU交換後はかなり少なくなりました。

この体感が本当かどうかを、同じセーブデータ、同じ視点、同じタイミングで動画を撮って比較したところ、同じタイミングで映り込んだ列車が画面から消えるまでの時間に、大きな差がありました。

ただし、カクツキをすべてなくすことはできません。

同じマップ内でも計算量の少ないシーン、多いシーンが存在するため、CPU交換はあくまで「FPSの底上げとカクツキの低減」を目指すものとなりま。

そうは言っても、実際の体感ははっきり差が出ていると感じました。

ひとまずMODで動作を最適化することで様子見も

動作が重いのは以前から感じていたため、動作を最適化するMODを追加しています。

Steam Workshop::Performance tuning

説明書きは英語ですが、簡単に言うと「見えていないところのレンダリング距離を任意に調整して最適化する」というものです。

自分で言うのもなんですが、私のPCは結構なスペックだと思いますが、それでも動作が重いです。

このような最適化ツールを使ってようやくストレスを感じないレベルになるので、CPU交換をせずとも導入を検討したいツールです。

CPU交換するならキャッシュメモリが多い機種がいい

CPUをAMD Ryzen 7 9800X3Dに交換したことで、Transport Fever 2におけるゲーム環境が大幅に改善されました。

カクツキの減少やフレームレートの底上げにより、ゲームプレイをより楽しむことができます。

ゲーム環境に悩んでいる方は、自分のPC構成を見直しつつ、CPU交換を検討してみる価値があるかもしれません。

この記事が何かの参考になれば幸いです。

2025年7月5日購入時点の価格は79,970円(税込)
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