あまったパーツでMini-ITXのPCを自作して感じた、小型PCで自作する3つのメリット

2021年4月18日 08:40

この記事を読んでいるあなたは、ひょっとして自作PCを更新してパーツが余っているんじゃないでしょうか?

家の中に転がって活用されていないPCパーツでMini-ITXのサブPCを作ってみませんか?

Mini-ITXの必要最低限のPC構成は以下のようなメリットがあり、私もそのメリットを享受できました。

  • お手軽簡単なので初心者でも小型自作PCを組み立てられる
  • 小型なので置き場所に困らない
  • (Mini-ITXに限らないが)パーツ流用は低予算化できる

何かあったとき用の正真正銘「バックアップ用途」、用途に特化したPC、別の家族が使用するPCと用途はいろいろですが、今回は用途に特化したPCに仕立てたので、その内容を記事にしました。

PCパーツ構成

表の「今回購入」欄に価格が入っていないパーツは、流用パーツです。このほか、テレビチューナー拡張ボードを搭載します。

パーツ種別パーツ商品名今回購入(税込)
CPUAMD Ryzen 5 3400G
CPUクーラーNOCTUA NH-L9a-AM4 chromax.black7,678円
マザーボードGIGABYTE B450 I AORUS PRO WIFI (rev. 1.0)
メモリCORSAIR VENGEANCE LPX 16GB DDR4 3000MHz C15
M.2 SSDM.2 SSD SEAGATE FireCuda 510(500GB)8,980円
ケースSilverStone ML05(MiniITXケース)6,578円
電源CORSAIR SF45012,078円
OSWindows10 Home

実際に書き出してみると、「余りもの」で作ったと言っている割には新規購入パーツが多いです。

このケースはCPU付属の純正クーラーが収まらないと思われるため、CPUクーラーを追加購入しました。

本当は3万円くらいに収めたかったのですが、残念ながらオーバーしてしまいました。

節約するならMETIS PLUSに変更

今回は設置スペースの関係で平べったいケースを選択したため、CPUクーラーを別途購入しました。

もしケースをRAIJINTEK「METIS PLUS」にした場合、ケースで約500円安くなります。またCPUクーラーは付属の純正CPUクーラーが使用できます。

CPUクーラーを別途購入しないならば、合計で8,200円くらい安くなります。

また、グラフィックスボードをあとから追加したい、という考えているならば、METIS PLUSを選択した方がいいです(ある程度の大きさのグラフィックスボードが搭載できます)。

ほぼ最低限な構成のMini-ITX PCを組み立てる

PC組み立ての様子をまとめました。

手間がかからないMini-ITXは組み立てが難しそうな自作PCだけど、実は簡単に組み立てられるよ、ということを紹介してみようと思います(個人の感想です)。

ケースをばらす

ケースはSilverStoneの「ML05」という、平べったい感じのMini-ITXケースです。前面にアクリル?が張り付けてあり、反射する感じがオシャレです。

SilverStone Mini-ITXケース「ML05」

電源、リセットボタンは前面に、USBポートとオーディオジャックは正面から見て右側側面にあります。

後ろ側のネジを外して天板を外します。

天板を外した状態

背面側から見て左側はマザーボード設置スペース、天板側は光学ドライブや3.5インチ、または2.5インチドライブ取り付けステー、右側は2.5インチドライブ設置スペース、電源設置スペースです。

作業の邪魔なので、すべて取り外します。

中身をすべて外した状態

2.5インチドライブスペースは、使わないので戻しません。電源ケーブルの余長をまとめるスペースに活用します。

マザーボードにパーツをセット

マザーボードにパーツをセットしていきましょう。

M.2スロットにSSDをセット

M.2スロットにSSDをセットします。

このSSD、AORUSのオレンジとマッチしていますね。ヒートシンクをつけるので見えなくなってしまうのが残念です。

続いてCPUをセットします。

CPUをセット

CPUをセットします。位置合わせのマークに気を付ければ問題ないですが、何度作業しても、この作業だけは緊張します。

次にCPUクーラーを取り付けます。今回は純正クーラーではなく、あとから買ってきた「NOCTUA NH-L9a-AM4 chromax.black」を取り付けます。

マザーボードを立ててCPUクーラーを取り付け作業中

後ろ側しか撮影できませんでした。

作業をするときは、左手でCPUクーラー本体をおさえて、右手でドライバーを握ってねじを締めこむ、という作業をするため、意味のある写真としては、この写真しか撮れませんでした。

写真は、バックパネルをCPUクーラー本体に付けた直後です。

最後にメモリを取り付けて、マザーボードや電源をケースに組み込みます。

ケースにパーツを組み込む

準備ができたので、マザーボードと電源をケースに組み込み、ケーブルを接続します。

マザーボードをケースに組み込んだ状態

メモリは後から取り付けないと、ケーブルが取り付けづらい。と言うことで、端の1本、メモリを外してケーブルを取り付けます。

メモリを1本はずしてケーブルを取り付ける

一番簡単なCPUクーラーの電源、一番難しいフロントパネルスイッチのケーブル、ATX12V電源ケーブル、ATX電源ケーブルの順に取り付けました。

この作業時点で、PT3の拡張ボードもセットしました。特に難しい作業はありません。

ケーブル接続が完了した状態

余ったフロント側のオーディオケーブルやその他ケーブルの余長は、結束バンドでまとめました。

電源ケーブルも必要最低限しか接続していないため、ケーブルの取り回しも取りまとめも非常に楽でした。

ふたを閉めて完成

最後にふたを閉めて完成です。

重量の大部分が電源なので、PC全体としては比較的軽い本体になりました。

設置場所にマッチしたか?

メインPCを置いているラックの、メインPCの下の段に収まっています。しかし、非常に写真が撮りづらい位置にあるため、写真はありません(すみません)。

モニタ、キーボード、マウスはメインPCと共有にするため、USB切り替え機を使用しています。

切り替え機にUSBケーブルを1本引ければ操作等は問題ないため、ラック周りのケーブル整理のみを行って設置完了です。

低予算化できたか?

余りものパーツ流用のため、必要なパーツをOS無し税込みで約35,000円で揃えることができました。

結果的に、パーツ流用が要因となり低予算で1台組み上げることができました。

もしパーツを1からすべて集めた場合、OS込み税込みで約90,000円を想定します。モニタがないときは別途準備する必要があります。

買う時期により値段は変動しますのでご注意ください。また、少し前のパーツなので入手しづらいものがあるかもしれません。

可もなく不可もなくなPC

ベンチマークテストしてみる

見出しの通り、ゲームをしない普段使いならば、可もなく不可もなく、なPCに仕上がりました。

ゲームは少ししんどいかもしれません。

「FINAL FANTASY XV BENCHMARK」実行結果です。Ryzen 5 3400Gが軽量品質でないとまともに動作しないため、比較対象のRX 5700XTも軽量品質で比較しました。

Ryzen 5 3400Gは「重い」の評価で、FFはさすがにしんどい・・・。

ベンチマークソフトはありませんが、Need for Speed Heatならば、設定を軽くしてサクサク遊ぶことができました(録画用なのでゲームはしませんがご参考までに)。

購入データ

手元にあったパーツ

[CPU]AMD Ryzen5 3400G

[マザーボード]GIGABYTE B450 I AORUS PRO WIFI (rev. 1.0)

[メモリ]CORSAIR VENGEANCE LPX 16GB (2 x 8GB) DDR4 DRAM 3000MHz C15 Memory Kit – Black

新たに購入したパーツ

[電源]CORSAIR SF450

[SSD]M.2 SSD SEAGATE FireCuda 510(500GB)

[ケース]SilverStone ML05(MiniITXケース)

[CPUクーラー]NOCTUA NH-L9a-AM4 chromax.black

参考パーツ

[ケース]METIS PLUS