自作PCの裏配線をきれいにしよう

自作PCの裏配線をきれいにしよう

見えないところ(裏配線)もきれいに整理しよう!

今のPCを組み上げ、修理から戻ってきた簡易水冷クーラーを再度取り付け、RGB Fusion変換ケーブルを取り付け・・・、ということをしていたら裏側の配線が少し散らかってしまい、そのままになっていました。
少し時間ができたので、今でもきれいかな?とは思いますが、改めて裏側を開けて裏配線をきれいに整理しようと思います。

Mini-ITXのケーブル整理についても加筆しました!

当初はATXケースだけの記事でしたが、Mini-ITXに乗り換えたので、Mini-ITXのケーブル整理についても加筆しました。

そもそもなんで裏配線?

そもそもなんで裏配線?って内容を勝手な想像のもとに書いてみます。
なんで裏配線なんてするんでしょう。

配線がごちゃごちゃしているせいでエアフローが悪くなりそうな気もしますが、PCケース内の配線量ではエアフローを妨げるまでの影響は無いでしょう。そもそも、15年くらい前の自作PC用ケースにはそんな概念などありませんでしたし、ひとたびパーツを組み込めば配線がケース内を行きかいます。そしてそれを整理したいと考えていた人は多かったと思います。

と言うことで、表側にいる配線を裏に隠してしまえ、というのが始まりなんじゃないかと想像しています。配線がきれいになれば中を見せたくなる、すると側面がアクリルパネルや強化ガラスタイプのケースが登場します。LEDを搭載したパーツ、LEDテープが接続できるマザーボードなど、いわゆる「見せる」「魅せる」PCケースが増えてきました。

せっかく自作PCで好きなパーツを組み込むのだから、パーツがよく見えるように余計な配線は裏側に追いやってしまいましょう、というのが裏配線の趣旨なんだと考えます。

裏配線のメリットとデメリット

メリット

メリットは上でも書いた通りパーツがよく見えます。また、エアフローも若干の改善があると考えられます。ケースファンへのケーブル巻き込みの心配も、裏配線をすることによりなくなるでしょう。

デメリット

デメリットはとにかく作業時間がかかることです。マザーボードにケーブルを挿すタイミングを間違えると接続や配線をやり直しなど、手間がとにかくかかります。また裏配線のために結束バンドや延長ケーブルなどの余計な買い物が発生するうえ、その在庫がどうしても残るので管理も大変です。

メンテナンス性

メリットかデメリットかわからないのが、あとのメンテナンスです。
いくら裏側でも、そこがスパゲティ状態だとメンテナンスは大変です。なんでもかんでも結束バンドでまとめてしまうと、あとで1本だけ交換したいときにばらしてまとめて、再作業が発生します。
ただし、ある程度系統分けして結束バンドでまとめると、メンテナンス性はそこまで犠牲にはなりません。

Mini-ITXケースではメリット・デメリットが逆になる?

Mini-ITXケースは内部が狭いため、裏配線は基本的にできません(できるケースもあります)。

ケーブル整理だけに限りませんが、何かを変えようとしたら全ばらし状態に近いところまで手を入れなければならないため、ケーブル整理は完全に「見た目」のみのメリットとなります。

裏配線を整理しよう

と言うことで、メリットとデメリットをかる~く頭に入れた状態で作業をしていきます。
今回行う裏配線の初期状態はこんな感じです。

正直、そこまで手をかけてまでやる必要なくね?ってくらいにはまとめてあると思います。でもよく見ると、SATAのケーブルが上に行って下に行って、ケースファンの延長ケーブルがまとめてあるように見えるものの美しくなく、簡易水冷クーラーを外して付けるのもケーブルのせいで大変だったり。
これはやはり、系統ごとにまとめておけばあとあとの作業は格段に楽になるはずです。

マザーボードの電源ケーブルに沿って上にもっていっていたSATAケーブルですが、束ねるケーブルの本数を減らすため、ハードディスクを収納しているトレイの空きスペースに無理のないように押し込みます。ついでに電源ケーブルの余りも同じスペースに押し込んでしまいます。

電源ユニット上部を通るケースファン用ケーブルとフロントオーディオジャック用のケーブルです。ホームセンターで入手できるケーブルを通すクリップを貼り付けています。

オーディオジャック用ケーブルははめられなかったのでケースファンのみで使用しています。その代わりフロントオーディオ用ケーブルは結束バンドと裏配線用に準備されている穴を使用してケーブルを固定しています。

簡易水冷クーラーを接続しているLED用配線とファン用ケーブルです。
左側(または上側)の写真でLED用ケーブルを、右側(または下側)の写真でファン用ケーブルをまとめています。ここでは系統ごとに細かく束ねています。ただ、この束ね方だとCPUクーラーをはずさなければならないときに、結局は全部ばらさないといけないんです。そして、CPUクーラーに付属していたファンから異音がしていたのでそれを修理に出すために分解することが決定済み・・・。この束ね方が正解だったかはそのときに判明します。

裏配線が終わったら、表側の配線を接続します。
USBポート、オーディオ、スイッチ類は長さに困ることはないかと思います。基本的に長さに余裕があると思います。以外に届かないのがCPU用の電源ケーブルです。裏側を直線距離で通せば足りるところ、ケースの隅に押し込むように通すと足りなくなった、ということが過去に使用していたケースでありました。
私がそのような状態になったときは、ケーブルの長さはあとで調整(延長ケーブルの購入)するようにしています。

裏側、裏配線が完了した状態です。
できるだけドライブベイを避けて、あとからドライブを増設したり移動したりできる考慮しています。試していませんが、3.5インチベイそのものを外せるかもしれませんので、2.5インチドライブのみにして、空いたスペースはケーブル収納に使えたらと思います。

最初にも書きましたが、最初の状態がそこまで散らかった状態ではないので、今回は「とにかくきれいにまとめる」ことに重きを置きました。思ったよりもきれいに整理できたと思います。

Mini-ITXケースは裏配線よりも配線整理に重点を

個人的な好みで、自作PCをMini-ITX化しました。

Mini-ITXケースは、小型であるという性質上、裏配線できるケースはそう多くありません。私が購入したRAIJINTEK「OPHION EVO」もその例に漏れず小型なケースのため、裏配線できるスペースはありません。

Mini-ITXケースの配線は通り道を考える

ケース内はとにかく狭い。

狭いスペースで効率よくきれいに配線するには、事前にある程度配線を想像しておく必要があります。これができないと、電源をつけた後に再度取り外し、とかマザーボードを再度取り付けなおし、なんてことになります。

最終的に写真のような配線にできれば、かなりいい感じなのではないでしょうか?

このケースはSFX電源を使用すると、電源の後ろ側と左側に隙間ができます。余分なケーブルは、このスペースに収納することができますので、裏配線の役割を担ってくれます。

失敗してもいいからイメージを形にするために一部配線してみる

本当は細かい線を先にやった方がいいですが、わかりやすいので電源ケーブルを先に押し込んでみました。スリーブタイプのケーブルですが、どのタイプでも似たような感じで押し込めます。

初めて組み込んだときの写真ですが、この配線がすべてのイメージを作り出したと考えています。

電源周りの空きスペースにケーブルを詰め込んでいます。

電源の裏側にはマザーボードやCPUへの電源ケーブルとファンやLEDへのケーブル、左側にはグラフィックボード用と簡易水冷クーラー用の電源ケーブルを押し込んでいます。

後ろ側にまだ詰め込むスペースがあるので、左側のケーブルを押し込むことも可能です。

CPU電源ケーブルは、ケース底面の手前部分にある目隠し(?)の部分を通しています。ケースファンと目隠し部分に隙間があり、その部分を通すことができました。

ファンの直上にケーブルを通しても問題ありませんが、見た目やケーブル長を考慮して、写真のように通しています。

また、マザーボード用電源ケーブルの下を通して、できるだけすっきりした見た目にしています。

100円均一で売っているケーブルまとめも活用してみる

このケースは、マザーボード取り付け側とグラフィックボード取り付け側が背中合わせになっています。

グラフィックボードの下にあるスペースには、フロントUSBポート用ケーブルや背面にある電源接続ポート用のケーブルを取り回します。

これらがばらけないように100円均一でコードクリップを購入して使用しています。写真だと、ケース内底面の中ほどについている黒い物体です。私はいつも4個入100円(税別)で購入しており、ケース内以外でも活用しています。

裏配線なんて自己満足だけど満足度は高い

裏配線やケーブル整理は、所詮自己満足なんだな、って思います。きれいにして中を誰かに見せるわけでもないので、キレイになって見栄えが良くなった、という自己満足です。

InWin805のケースのように裏側がみえるわけでもありませんのできれいにしてもしなくても、それは自由です。

しかし、ガラスパネルを採用しているようなケースであれば、キレイにした中身が見栄えよく映ればそれこそ「自作PCの魅力を以前よりも引き出せた」と満足できることでしょう。

完全な自己満足な記事でした。

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